「あつぎ」の地名が史書に初めて登場してくるのは、南北朝の時代です。建武5年(1338年)、夢窓疎石が高師直にあてた書状の中に「相州厚木郷」と記されています。
「厚木市」となったのは、昭和30年(1955年)の市制施行により、同年2月1日厚木町、南毛利村、陸合村など、1町4箇村が合併し誕生しました。更に同年7月には相川村、依知村の2箇村を、翌年9月には荻野村を編入して、今日に至っています。
ちなみに、厚木市のゆるキャラであるあゆコロちゃんの誕生日は、市制記念日と同じ2月1日です。
厚木市の市名の由来は、
「川沿いに木材の集散地(木売場)があったことから、アツメギがアツギに転化した」
「アイヌ語のヤオロケシ(寄木)から名付けられた」
「3つの川、と言う意味のアツメニアから」
などがありますが、定説はありません。
【年表】
1955年 | 1町4箇村が合併し、市制を施行 |
1973年 | 人口が10万人を超える |
1983年 | アメリカ・コネチカット州のニューブリテン市と姉妹都市となる |
1984年 | 中国・江蘇省の揚州市と姉妹都市となる |
1985年 | 秋田県横手市と姉妹都市となる |
1986年 | 「テレトピア構想モデル都市」に指定 |
1987年 | 「インテリジェント・シティ指定都市」に指定 |
1989年 | 「ハイビジョン・シティ構想モデル都市」及び |
| 「多極分散型国土形成促進法による業務核都市」に指定、 |
| 「テレコムタウン調査対象都市」に選定されるなど、情報最先端都市として発展 |
1991年 | 20万人目の市民が誕生 |
1996年 | 埼玉県狭山市と防災姉妹都市となる |
1997年 | 「業務核都市基本構想」が承認される |
1998年 | 「あつぎハートプラン」がスタート |
2002年 | 特例市となる |
2003年 | 市立病院を開設、「まちづくり条例」を施行 |
2004年 | 「都市再生緊急整備地域」の指定及び「地域再生計画」の認定を受ける |
2005年 | 「企業等の誘致に関する条例」をスタート |
| 韓国・京畿道の軍浦市、及び北海道網走市と姉妹都市となる |
2008年 | B-1グランプリで「厚木シロコロホルモン」がグランプリに輝く |
2010年 | B-1グランプリ開催 |
2011年 | マスコットキャラクター「あゆコロちゃん」誕生 |
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